first class

美しく彩(いろどり)
何度でも
鮮やかに
染められて
強くなる

蒼く高い空見上げ
降り注ぐ春の朝日に
怖いものなんて何もない
そう思っていた

夏の夕焼けは赤く
眩しいほど街はきらめき
いくつもの分岐点は 迷い
誘(いざな)う迷路

躓きそうに駆け抜けた日々は遠く
閉じ込めてしまった思い出もある
そんな傷をもう一度
見つめながら
未来へと歩き出す

美しく彩(いろどり)
何度でも
鮮やかに
染められて
強くなる

冬告げる風は琥珀に
懐かしい香りを乗せて
戻りたいような錯覚は
目眩みたいに揺れる

輝いた過去を忘れられなくて
何かを失いそうで怖かった
まだ見たことない景色を
探したいから
一歩ずつ進んでいく

日焼けした
心のキャンパスに
またひとつ
好きな色
重ねてく

美しく彩(いろどり)
何度でも
染まっていく
変わっていく
新しい
あしたへと踏み出す
ゆるぎない想い
抱きしめて
また次のステージへ