first class

はじまりの朝

光の中で
揺れる街を見ていた
朝陽が昇って
これ以上他に
綺麗なものなんてないの
君が呟く

地平線の彼方に
憧れた日も
君と過ごす明日を
疑ったことは一度だってなかった

暗い涙に惑わされても
二人は決して足を止めない
消せない過去も
傷の痛みも
一緒なら乗り越えられる

光の中で
揺れる街を見ていた
朝陽が昇って
これ以上他に
綺麗なものなんてないよ

不器用だから口にしないけど
ずっと大切に思ってるよ

朝焼けの空
君の頬が染まってく
いくつもの光が
風にきらめいて
ふたりの行く先照らす

はじまりは行方知れず
ふたりを闇に誘うけれど
その先に光はあるよ

歩いても歩いても
たどり着けないその場所に
いつかそう行ける日は来るよ

光の中で
遠い夢を見ていた
優しい横顔
これ以上他に
綺麗なものなんてないの